静岡市の麻酔科・ペインクリニック内科


禁煙治療


当院の禁煙法

当院で実施している禁煙法は、禁煙したいというあなたと、それを支援する医師やスタッフ、さらに禁煙のつらい時期を乗り越えやすくするニコチン貼付薬(ちょうふやく)、禁煙のための飲み薬、これら3つからなる新しいものです。

1.呼気一酸化炭素濃度測定

呼気中の一酸化炭素濃度をセンサーにて検知し、その濃度を測定する装置です。 タバコの煙に含まれる200種類の有害物質の1つである 一酸化炭素を、どのくらい体内に取り込んでいるか測定します。


<一酸化炭素の影響>
一酸化炭素は、ニコチンとともに動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。
また、酸素の200倍以上血液に溶け込みやすいため、酸素の運搬を妨害し、持久力(スタミナ)や作業効率を低下させます。
<禁煙すると>
一酸化炭素濃度は禁煙した瞬間から下がり始め、20分で脈拍は正常になり、手の体温が正常にまで上昇し、8時間で一酸化炭素レベルが正常域になって運動能力が改善し、24時間で心臓発作の確率が下がります。


ニコチン依存度チェック

長い間、タバコを吸っている人は、多くの場合、身体的にも心理的にもニコチン依存になっているといわれています。
どれくらい身体的にニコチン依存になっているかを簡単に判定できるのが、「簡易ニコチン依存度テスト」です。


禁煙の過程で離脱症状が強く出る可能性がありますが、この期間をうまく乗り切れば離脱症状はかなり消失し、ゴールも間近になります。


禁煙に成功するかしないかは、あなたの禁煙に対する決意と禁煙達成への自信にかかっています。


禁煙しやすいタイプですが油断は禁物。
自分なりの工夫をしながら、楽しく禁煙にチャレンジしましょう。




2.ニコチン置換治療

<“ニコチン貼付薬”のニコチネルTTS>
ニコチネルTTSは、禁煙を困難にしている離脱症状(タバコが吸いたい、イライラなど)に対しニコチンを補充することにより一時的に軽減し、禁煙を容易にすることを目的とした貼り薬です。(ニコチン置換治療)
皮膚に貼ることにより、ニコチンが体内に吸収されるように設計されています。 ただし、貼るだけで禁煙できる“魔法の薬”ではありません。
ニコチネルTTSを使用している間に今までの喫煙習慣に代わる生活習慣を身につけ、禁煙を確実なものにすることが大切です。

<ニコチネルTTS貼付薬の使い方>
ニコチネルTTSは、1日1回24時間、身体の一部に貼るだけです。 禁煙の時期に応じて、使うサイズが異なりますので、下記をご参照下さい。
これらの3種類の薬は、含まれているニコチンの量が異なり、サイズが小さくなるにつれて、ニコチンの量が少しずつ減っていきます。


3.禁煙のための飲み薬(チャンピックス)を服用される方へ

<チャンピックスは、禁煙のための飲み薬>
ニコチネルTTSは、禁煙を困難にしている離脱症状(タバコが吸いたい、イライラなど)に対しニコチンを補充することにより一時的に軽減し、禁煙を容易にすることを目的とした貼り薬です。(ニコチン置換治療)
皮膚に貼ることにより、ニコチンが体内に吸収されるように設計されています。 ただし、貼るだけで禁煙できる“魔法の薬”ではありません。
ニコチネルTTSを使用している間に今までの喫煙習慣に代わる生活習慣を身につけ、禁煙を確実なものにすることが大切です。

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